3.11に思うこと
東日本大震災は、関東大震災や阪神大震災の教訓を経て
揺れに対して万全な建造物が増えていたところに
真に恐ろしいのは地震によって発生した津波である、ということを
現代人に知らしめた契機であったように感じました。
厳密には、北海道時代に1993年の北海道南西沖地震による
奥尻島の津波被害をテレビ越しに目の当たりにしているのですが
あの出来事が全国でどれくらい知れ渡っているのかは少し疑問があります。
個々人がカメラ付き携帯電話やスマートフォンを
持ち歩くようになってから発生した出来事だったというのもあり
「瞬間」がとても鮮明に残っていて
例年3月11日が近づいてくると目にする機会が多くなります。
そういった事情もあり、この出来事は知らない方でも目にしやすいし
末永く災害の教訓として活かし続けてほしい出来事だと思っています。
15年。今でも復興は道半ばであることは
特に帰宅困難区域などを見ても明らかです。
しかし、被災地はいつまでも被災地ではありません。
私は三陸の以前の姿を知らなくて、震災が発生してから初めて伺いました。
何となく足が向かないまま、2017年になって既に駅メモを始めていた私は
BRTの新駅にアクセスするため、という理由で初めて足を踏み入れました。
当時のBRTは専用道が途切れ途切れで、一部線路も残っていて
沿線の風景は瓦礫こそ無かったですが、更地が多く占めていました。
その後、毎年伺うことになるのですが、目に見えて風景が変わっていきました。
復興施設の完成、三陸道の全通、三陸鉄道の再開、自分事のように嬉しかったです。
「造る」の他にも、「遺す」にも目を向けました。
リアス・アーク美術館、旧気仙沼向洋高校など。
記録越しに見るものとはまた別の意味で、災害の教訓が伝わりました。
この日を迎えるたびに、この出来事を思い出し
そしてこの土地を少しでも復興に近づけるために
訪れたり、知らせたり、広めたり
そういう活動はこれからも続けていきたいと思っています。
リアス・アーク美術館。普通の地場の美術館としての側面のほか、震災に関する常設展示あり。こちらは撮影自由で、是非知って広めて欲しい、そんな内容でした。 pic.twitter.com/kd9WihbQQN
— choumon877 (@choumon877) 2021年8月8日
目的地その②、旧気仙沼向洋高校。津波の恐ろしさを伝えることにこれ以上適した場所はないと思う。是非見に来てほしい。現在は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館となっています。 pic.twitter.com/gBxh0oeqs7
— choumon877 (@choumon877) 2023年3月11日